Mコード一覧表　（マシニング,NCプログラム,MC加工）

2018/04/23

2018/04/26

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signal

町工場経営者signalです。

今回はマシニングセンターを動かす

NC（numerical control：数値制御）プログラミングで

使用するMコードの一覧表を作りました。

Mコードとは・・・工作機械を数値制御で動かすプログラムで使用する補助機能（M機能）

前回のGコード一覧表同様、参考にして頂けるとうれしいです。

Gコード一覧表は　こちら

私の場合、CAD/CAMでGコードのNCプログラムを作成して、そのプログラムの

細かいところを手直しすることが多いので、そういったときに一覧表があると

便利だと思っていたので作成してみました。

※機械・メーカーにより機能が異なる場合がありますのでご確認の上、

一覧表ご使用下さい。

Mコードについてはオプションでコードを追加している場合がありますので

工作機械に添付されている仕様書（説明書）を読んでみると思いがけない

機能が付いていることがありますので要チェックです！

Mコード一覧表

Mコード	名称	機能
M00	プログラムストップ	一時停止ブロック内で指令された動作が完了後、主軸+クーラント停止 ※モーダル情報はそのまま。サイクルスタートにより自動運転再開
M01	オプショナルストップ	操作盤にあるオプショナルストップ（M01）用のスイッチをON（入）にしておくと、一時停止となる。機能はプログラムストップ同様。スイッチOFF（切）の場合は無視される。
M02	エンドオブプログラム	プログラム終了の指令。そのブロックの動作完了後、主軸及びクーラント停止。制御装置や機械のリセットに用いる。プログラム先頭に戻る。 M30と同じ。
M03	主軸正回転	主軸を正回転させる。回転数はSの指令値による。
M04	主軸逆回転	主軸を逆回転させる。回転数はSの指令値による。
M05	主軸停止	主軸停止。クーラント停止。
M06	工具交換	工具交換指令。工具の選択はTの指令値による。
M07	クーラント	クーラント開始の指令。ミスト・切削液などの選択は工作機械による。
M08	クーラント	クーラント開始の指令。ミスト・切削液などの選択は工作機械による。
M09	クーラント停止	クーラント終了の指令。 M07,M08,M50,M51キャンセル。
M10	クランプ	機械のスライド、工作物、取付具、主軸などのクランプ指令。
M11	アンクランプ	機械のスライド、工作物、取付具、主軸などのアンクランプ指令。
M19	主軸定位置停止	主軸回転方向をあらかじめ決められた角位置に主軸を停止させる指令。主軸オリエント（オリエンテーション　スピンドルストップ）
M29	リジットタッピング	同期タップモード G84（タッピングサイクル）、G74（逆タッピングサイクル）に先立って指令する。
M30	エンドオブプログラム	プログラム終了の指令。そのブロックの動作完了後、主軸及びクーラント停止。制御装置や機械のリセットに用いる。プログラム先頭に戻る。 M30と同じ。
M50	クーラント	クーラント開始の指令。ミスト・切削液などの選択は工作機械による。
M51	クーラント	クーラント開始の指令。ミスト・切削液などの選択は工作機械による。
M98	サブプログラム呼出し	M98に続くP（プログラム番号）指令でサブプログラム呼出し
M99	エンドオブサブプログラム	サブプログラムの終了指令。メインプログラムに戻る。
M198	サブプログラム呼出し	外部のI/O機器からのサブプログラム呼出し時に使用