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超かんたん解説!スラスト方向(軸方向)とラジアル方向(径方向)の違いについて。【マシニング、機械加工、フライス加工編】

 

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signal

マシニングセンター、機械加工、フライス加工に

従事している方々は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

「スラスト方向への負荷が大きいですね。」

「ラジアル方向への切削となりますのでエンドミルのたわみを考慮したほうがいいですね。」

 

などなど。

 

これを聞いて

スラスト方向?ラジアル方向?

となっているかたは、ぜひご覧ください!

 

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超かんたん解説!スラスト方向とラジアル方向の違いは?

超かんたん!というくらいですから

画像1枚で説明しちゃいます!

下の画像をご覧ください!

 

はい!これでかんたん解説終了です!

 

 

スラスト方向(軸方向)とラジアル方向(径方向)について、もう少し深堀り。

超かんたん解説!

どうでしたか?

わからん!という方のためにもう少し詳しく見ていきましょう!

 

スラスト方向・・・主軸と同じ方向(軸方向)

  • 加工ではドリル加工がスラスト方向への負荷が大きいですね。
  • 立マシニングやボール盤、立フライスでいうと上下方向(Z方向)となります。
  • 主軸と同じ方向なので軸方向ともいいます

具体的に、ドリル加工の画像でスラスト方法の向きを確認してみましょう!

 

バイスで丸パイプを挟んで、丸パイプの中心にドリルで穴加工をする。といった

感じですね。この場合、主軸と同じ方向、つまり画像でいうと上下方向(Z方向)(赤矢印方向)が

スラスト方向(軸方向)となり、

「ドリル加工ではスラスト方向への負荷が大きくなります。」といったような

使い方が出来ます。

 

 

ラジアル方向・・・主軸と垂直(直角)方向(径方向)

  • 加工ではエンドミルでの側面加工がラジアル方向への負荷が大きいですね。
  • 立マシニングやボール盤、立フライスでいうと左右方向(X方向)と奥行方向(Y方向)となります。
  • 主軸と垂直(直角)方向なので径方向ともいいます

具体的に、エンドミルでの側面加工の画像でラジアル方向の向きを確認してみましょう!

 

画像の赤い直線が主軸の軸方向です。

これに対して、直角の青色の線がラジアル方向となります。

この加工では軸方向にはいっさい切削していませんので、

スラスト方向への負荷はゼロに近い状態。

そして、その軸方向とは直角のラジアル方向へは、ワークを切削しているため、

大きい負荷が掛かっていることがわかりますね。

 

んー何言ってるか全然わかんね!ってかたは

コメントください。

 

以上でスラスト方向(軸方向)とラジアル方向(径方向)の解説は終了です!

お分かりいただけたでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございます。

signal

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