TYPとは何の略?意味は?機械加工図面にTYPと表記がある場合の解説
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町工場経営者signalです。
用語解説シリーズ!
今回は
TYP
について。
それではどうぞ!
※この記事は町工場経営者signalが10年近く加工現場で
見てきた図面を元に作成しています。JISやその他規格に
そったものではありません。
TYPとは何の略?意味は?
TYP とは
typical
水色部分を取って略したものです。(←たぶん)
typicalとは直訳すると「典型的な」「代表的な」という意味です。
図面では「代表的な」という意味で使うとことになります。
同じような形状がある場合は代表的な箇所にTYPと表記することで
他の部分は指示しないで楽しちゃおうって感じですね♪
図面でのTYPの使い方
さあTYPについての意味がわかったところで
実際に図面ではどのように使用する(される)のか
見てみましょう。
【角RでTYPを使う】
R10を24箇所加工するのですが、
すべてにR10と付けるのは見づらいです。
24-R10と指示してもいいですが、
何カ所あるのか数えるのが面倒だったり、
設計変更して数が変わってしまって数えなおしたり・・・
などありますので、
めんどくさがりやさんは
指示のない同じ形状のところはR10で加工してくださいねー
ってことで、代表的な1カ所に上記のようなR10(TYP)と指示をします。
【φ5穴をいっぱいあける】
プレートにいっぱいφ5穴あけてみましたw
こんな場合も
数を数えたり、一個一個φ5の指示してたら
日が暮れてしまいますので
代表的な1カ所にφ5(TYP)と指示すれば
指示のない同じ形状のところはφ5穴あけてくださいねー
という指示になります。
極端な例になってしまいましたがこんな感じで
代表的な1カ所に加工指示をしてあげて
指示のないところは同じ形状に加工してくださいねー
っていう指示が TYP になります。
いかがでしたでしょうか?
これからのお仕事に少しでもお役に立てれば幸いです。
signal
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