PLCSとは何の略?意味は?機械加工図面にPLCSと表記がある場合の解説
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町工場経営者signalです。
町工場では、さまざまなお客様から加工見積りの依頼を
受けます。
その中で、
「これは初めて図面見た人はわからないだろーなー」
といった用語について、
解説していきます!
今回は
PLCS
について。
それではどうぞ!
PLCSとは何の略?意味は?
PLCS とは
Places
水色部分を取って略したものです。(←たぶん)
Placeとは場所(箇所)のこと。
それにsが付いているので複数になり、
意味としては複数の場所(箇所)となります。
図面でのPLCSの使い方
さあPLCSについての意味がわかったところで
実際に図面ではどのように使用する(される)のか
見てみましょう。
一例として穴加工する機械図面でのPLCSの使い方で説明します!
【1つの穴加工をする場合】
こんな感じでφ50の穴を中央に一箇所穴加工する場合、
PLCSは使いません。
一箇所だけなのでφ50穴加工を指示してあげれば問題ありません。
あえて書くならφ50(PLC)でしょうか?
PLC=Place ※一箇所だけで複数でないのでsはなし
まあわざわざ書く必要はないでしょう。
【複数個所の穴加工をする場合】
今度はφ50穴(1箇所)の他にφ10穴を4箇所あける図面です。
こういった場面でPLCSを使用します。
φ10穴加工を1箇所指示し、その後ろに
(4PLCS)を付けることで
φ10穴加工を4箇所
という指示になります。
φ10穴にそれぞれφ10穴加工の指示をしてもいいですが
これが100箇所とかになったとすると、
とても面倒になります。
なので、1箇所だけ穴加工の指示をして
その後ろに*PLCS(*は個所数)と指示をして
あげればいいだけです。
穴加工に限らず、同じ形状の部分が
複数個所ある場合は
PLCSはとても便利ですので覚えておきましょう♪
いかがでしたでしょうか?
これからのお仕事に少しでもお役に立てれば幸いです。
signal
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