角Rと隅Rの違いって? 今まで気にしてこなかったので調べてみました
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お仕事お疲れ様です。
signalです。
先日お客様から頂いた見積り案件で、マシニングセンターで加工をすると
どうしても角にRが付いてしまう加工内容があり、お客様に説明する資料を作成中に、
「角Rが付いてしまいます」
???
「隅Rが付いてしまいます」
???
どっち使うの?
となってしまいました。
今までは対して考えもせず「角R」を使っていましたが、
ふと「隅R」が頭に浮かび、どういう使い分けをするのか気になったので
調べてみました!
角と隅の違い
角(かど)・・・物のはしのとがって突き出た部分。
隅(すみ)・・・囲まれた区域のかど。「部屋の四―」「書類の―を綴じる」
引用:goo辞書
これより、
角(かど)は凹凸でいう凸のコーナー
隅(すみ)は凹凸でいう凹のコーナー
ということでしょう。
これにRを付けるとどうなるか。
角(かど)R・・・凸部分のR。外周加工などで成形されるコーナーのR。
CADで書いてみると
隅(すみ)R・・・凹部分のR。穴やポケット加工などで成形されるコーナーのR
CADで書いてみると
いかがでしたでしょうか?
今までテキトーに使っていましたがこのように使いわけができるようです。
マシニングセンターの加工をわかっている人が設計した部品ならばRが出来てしまうことを
考慮して部品設計してくれますが、現状、現場を知らない人が図面を書くこともしばしば。
設計上、Rがあっても問題ない部分に、わざわざRを除去するために工程を増やしたり、
Rを小さくする加工を追加するのは無駄な作業が増え、単価が高くなってしまいます。
今回覚えた「角R」と「隅R」を使い、お客様とR加工について調整出来れば
VA提案としてお客様側で受け入れてくれる可能性もあります。
ぜひ、参考にしていただければうれしい限りです。
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