【製造業・町工場】無料でできる経営自己診断システムを使って経営状況を診断してみた結果【ブログ公開】
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先日、経営自己診断システムについて記事にしました。
今回は実際に自社の決算書を用い、経営自己診断システムを使って
経営状況を診断してみましたー。
製造業・町工場の経営状況はどんなものなのか興味のあるかたは
見てみてください♪(弱小町工場の経営に興味がある人はいないか・・・)
※各々の企業で決算内容はとてもバラつきがありますので1つの企業の
1つの結果というとても小さいお話しということでご理解下さい・・・
2期分の決算書を用意してポチポチと入力
2期分の決算書を用意。
見るのは貸借対照表と損益計算書の2つです。
経営自己診断システムを開いてポチポチと入力します。
所要時間(15分~30分程度)
入力が終わったら【診断】ボタンをクリックするだけ♪
経営診断の結果と改善点
診断結果は
- 総合診断結果
- 資金繰診断結果
- 個別指標診断結果
の3つが出ます。
自社の診断結果は・・・(結構ドキドキです)
1.総合診断結果
- 収益性 5.0点
- 効率性 8.0点
- 生産性 2.7点
- 安全性 6.6点
- 成長性 5.0点
信号機の色は 青色 でした。
よっしゃー!青色やー! 問題なしやーー!!
で終わりたいところですが、これで終わったら
やってる意味がありませんw
改善点を見つけ出し改善策を考えることに意味があるので・・・
平均点が5.0点なので
平均以下の2.7点である生産性がよくない!
製造業やってて生産性がよくないって、心にグサッときますねorz
しかし実績値なのでしょーがない。
個別指標から原因を調べると、どうやら一人あたり売上高がよくないみたい。
これは全従業員のうち半分がパートさんであることが一因であると考えられるが、
一人あたり売上高を上げるにはどうしたらよいか考え、掘り下げてみる。
- 人数を増やさず売上高をあげる
人数を増やさず売上高をあげるには?
- 単価のよい仕事を受注する
- 作業を効率化して、仕事をより多く回す
単価のよい仕事を受注するには?
- より付加価値の高い仕事が出来るよう技術力を磨く
- 自社の設備にマッチした仕事を取る
作業を効率化して、仕事をより多く回すには?
- ムダな作業をなくし、作業を簡易化する
- 作業者の意識向上
- マニュアルを作成し、作業の平均化
こんな感じで深堀してみました。
これをもとに実践し、来年は生産性の数値が向上できれば◎
2.資金繰診断結果
右下の判定結果
安全ゾーン でした♪
業界標準50点に対して66点
つぎに左下のレーダーチャートで個別の財務指標を見てみると
以下の3つが低評価なのがわかります。
- 固定長期適合率
- 減価償却率
- 手元現金預金比率
固定長期適合率を下げるには?
固定長期適合率=固定資産÷(自己資本+固定負債)x100 なので
固定資産を圧縮するか、自己資本あるいは固定負債を増やす ということで
改善できます。
減価償却率を上げるには?
減価償却率=減価償却実施額÷(減価償却実施額+固定資産額)x100 なので
固定資産額を減らせば改善できます?
すいませんこの指標はいまいちわかってません・・・
手元現金預金比率をあげるには?
現金預金比率=(現金預金÷流動負債)x100 なので
現金預金を増やすか、流動負債を減らせば改善できます。
3.個別指標診断結果
- 売上高営業利益率
- 売上高経常利益率
- 総資本営業利益率
- 総資本経常利益率
- 一人当たり売上高
- 一人当たり有形固定資産額
- 一人当たり経常利益
- 固定長期適合率
- 減価償却率
- 手許現金預金比率
- 前年比増収率
上記項目が平均以下の点数となりました。
具体的に改善策は明記しませんが、私の会社では
これらの項目を改善させることが課題であることが
わかりました。
いかがでしたでしょうか?
決算書の数値を30分程度打ち込むだけで色々わかりますので
みなさんもお時間があるときにやってみて下さい。
※「経営自己診断システム」でググると出てきます。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
signal
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